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Gekkan Dennou Club 147
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Gekkan Dennou Club - 2000.8 Vol. 147 (Japan).7z
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Gekkan Dennou Club - 2000.8 Vol. 147 (Japan) (Track 1).bin
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zmc3v078
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zmc3.txt
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Text File
|
1999-08-30
|
5KB
|
129 lines
●zmc3ってなに?
Z-MUSIC(V3)対応の、ZMS→ZMDコンパイラです。Z-MUSICをご存じでない
方のために説明すると、Z-MUSICとは西川善司氏によって作成されたMML系の
X680x0用内蔵音源/MIDI音源制御ツールであり、ZMSファイルというのはMMLを
記述するテキストファイルのことで、ZMDファイルとはZMSファイルをZ-MUSICの
内部形式に変換したものです。
X680x0上(zmc3.x), Windows95/NT4のDOS窓の中(zmc3.exe), Linux,FreeBSD,
SunOS4.1.x, Solaris(UltraSPARC) での動作確認がなされており、これを
用いてZ-MUSICのMIDI音源制御部分相当のMMLを利用できます。
これとz2m3(拙作,ZMD→MIDコンバータ)を併用することで、X680x0以外の
環境での、Z-MUSICによる最低限の音楽データ作成が実現出来ます。
エディタやプレーヤなど、環境の肉付けは各自で自由にしてみて下さい。
Windowsな方にはMASAさん(http://www.asahi-net.or.jp/~aa4m-shr/)に
よるZEDITが、Mule使いな方には我孫子さん
(http://www.ddna.is.tsukuba.ac.jp/~wabi/)によるzmusic-mode.el が
便利でしょう。
●使用法
zmc3 [各種スイッチ] [入力ファイル[.zms]] [-o 出力ファイル[.zmd]]
というスタイルで用います。[..]内は省略出来ます。
通常の使い方としては、
1. sample.zms を用意しておいて、
2. zmc2 sample とすれば、
3. sample.zmd が作成出来ます。
以下スイッチの説明です。複数のスイッチを同時に指定する場合には
-w2 -c とバラで指定しても、-w2c とまとめて指定しても構いません。
-Wnum zms→zmd変換時に表示される警告(warning)レベルを
指定します。
-w1 警告は一切表示しません(エラーのみ表示)。
-w2 Z-MUSIC V2レベルの警告を表示します。
(zmc3では意味なしのような気もします)
-w3 -w2 の内容に加えて、Z-MUSIC V3レベルの
警告を表示します。
例えば、c<& というMMLは、-w3(か-w4)な時
のみ警告を表示します。
-w4 -w3 の内容に加えて、zmc3で新たに拡張された
MMLを使用すると警告を表示します。
指定する数字が大きくなるほど、より細かい警告が
表示されるようになります。
デフォルトでは -w3 が指定されています。(デフォルト
値はmakefileでコンパイル時に指定可能)
-o ファイル名 出力ファイル(zmd)の名前を指定します。この指定を
省略すると、入力ファイルの拡張子をzmdに変更した物を
用います。なお、指定法は -o ファイル名 と -oファイル名、
どちらでも構いません。
例
zmc3 sample -o sample2.zmd
→ sample.zmsを変換して sample2.zmdを出力します。
-e ファイル名 エラー表示をファイルにリダイレクトします。他のシステム
からzmc3を利用する場合に便利です。
- -c - を指定すると、入力ファイルの代わりに標準入力を
用います。-c を指定すると、出力に標準出力を用います。
例
cat sample.zms | zmc3 - -o sample.zmd
cat sample.zms | zmc3 - -c | z2m3 - -c > sample.mid
-l warning/errorの出力フォーマットを変更します。指定が
ないと行数のみ表示しますが、指定があると行数と項数
(列?)も表示します。
例
-l未指定時
test.zms 26: Error: SYNTAX ERROR.
"c4eg,,,64",12
^
-l指定時
test.zms L26C8: Error: SYNTAX ERROR.
"c4eg,,,64",12
^
-h ヘルプメッセージを表示します。引数なしで zmc3を
起動しても同じです。
●実装済MML
そのうち書きます。試してみてエラーになるようなら使えないと
思ってください(^_^;
●内蔵音源サポートについて
コンパイルは通るかも知れませんが、多分動作しません。。。
●制限
・連符中にループ、ジャンプ系の命令([coda]とか)を使えない
●MMLの拡張
zmc3では、Z-MUSICで規定されているzmsフォーマットに加えて便利な
独自の拡張をいくつかサポートしています。詳しくはzmc3ext.txt
をご覧下さい。
●配布制限
一切ありません。いわゆるPDSとして見なして頂いて構いません。
配布、改変、商的利用その他すべて私への断りなしで勝手に行って頂いて
結構です。
●謝辞
・初期バージョンからデバッグに協力していただいた おいもさん
・SunOS4.1.x, FreeBSDでの動作確認をしていただき、
各種差分を提供して頂いた 田中さん
・Solaris(UltraSPARC), Linuxでの動作確認をしていただき、各種
差分を提供していただき、バグ報告や機能提案を頂いた 我孫子さん
・当方で再現出来ないエラーのデバッグに協力して下さった 内海さん
・バグ報告並びに各種XG関連機能提案をいただいた muteさん
・FM-TOWNSでの動作確認をしていただき、バグ報告ならびに内蔵音源
部などの実装をしていただいたMamiyaさん
どうもありがとうございます。
--
やぎ。
E-mail: yyagi@muc.biglobe.ne.jp (ほぼ毎日確認)
web: http://www2s.biglobe.ne.jp/~yyagi/